2015.4.24のブックトーク 【図書館の本】
4月30日の図書館記念日、そしてそのあとの一ヶ月間続く図書館振興月間にちなんで、図書館について書かれた本を紹介。
そもそも図書館とはなんのためにあるのか?
そういうことを子どもたちは知らない(大人も知らない)。本は知識・教養の源であること、憲法でも定められた基本的人権の一つ「知る権利」を保証するための機関であることや、貧富の差に関わらず誰でも本を自由に無償で手に取ることの大切さなどから図書館について紹介。児童書ではあるが、こういう概念的な話は端的にわかりやすいため、高校生にも向いている。
図書館警察―Four Past Midnight〈2〉 (文春文庫)
- 作者: スティーヴンキング,Stephen King,白石朗
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1999/08
- メディア: 文庫
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有川浩著『図書館戦争』が出る前なら、図書館というもの、そしてその働きについて描いたらNo.1だったのが『図書館警察』。
返却期限過ぎて、督促状を渡された生徒が真っ青になって図書室に駆け込んでくるのもうなずける。
図書館長ジョーダンの元で起こる数々の事件。図書館小説としては、私のお気に入りNO.1外国文学には、図書館司書がよく出てくるのは、司書という職に対する認知度の高さとステイタスの高さの表れか。
図書館は本を借りるだけではないんだよ。いろんな事が調べられるんだよ。そして調べることがとっても大切なんだよ、と伝えたい一冊。
図書館で働く人のエッセイ。
司書というお仕事や、出会った本のお話など。
【紹介した本のシリーズなど】
- 作者: ジェフアボット,Jeff Abbott,佐藤耕士
- 出版社/メーカー: The Mysterious Press
- 発売日: 1998/12
- メディア: 文庫
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- 作者: ジェフアボット,Jeff Abbott,佐藤耕士
- 出版社/メーカー: The Mysterious Press
- 発売日: 1999/12
- メディア: 文庫
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これは残念ながら未読。